たのしいスポーツ観戦
この記事は、もすーんアドベントカレンダー12月4日に掲載するために書きました。
スポーツ観戦はとても楽しいです。
そこて、今日はスポーツ観戦の魅力を、私自身の体験を通じて記事にします。
・野球
野球の魅力はなんといっても球審の白井です。
みなさまも野球中継でピッチャーがストライクを投げた時に奇声をあげるおじさんを見たことがあるでしょう。あの人が白井一行さんです。
審判のスケジュールは素人には予想できません。
わたしは球審の白井とその奇声を是非生で感じたい、その思いで忙しい大学生活の隙間をぬい甲子園球場に通い詰めました。
そして、ついに球審が白井の時に観戦することができたのです!
しかし、そこで聞こえたのは割れんばかりの奇声ではなく、観客の騒ぎ声と売り子がビールを売る声、耳をすませばわずかに聞こえる裏声だけたったのです。
わたしは、楽しみを裏切られた失望と、白井を生でみた人間しか知らないことを知った喜びの入り混じった複雑な感情のまま、酒臭い阪神ファンの詰め込まれた電車に揺られ家路につくのでした。
・相撲
角界には珍四股名の力士がいますが、その中でも爆羅騎(ばらき・式秀部屋)と羅王(らおう・立浪部屋)の兄弟は異彩を放っています。
彼らの四股名、実は本名で、それぞれ伊藤爆羅騎さん、伊藤羅王さんです。(フランスのヤクザ映画のタイトル「バラキ」、北斗の拳の登場人物「ラオウ」が由来だそうです)
一体そんなロックな名前を息子につけた父親はどんな人なのか、今まで出会ったことのないくらい最高にロックな人なんじゃないのか、わたしは気になって夜も眠れませんでした。
そんな折、偶然国技館のチケットを融通していただき相撲観戦をしたのですが、同行の方の仲介でなんと伊藤父にあうことができたのです!
ロックな人を期待していたわたしはびっくり、息子たちを応援しに国技館に通うとても優しそうな方でした。
「息子に付ける名前で人を判断してはいけない」勉強になった一日でした。
以上です。自粛の続くご時世ですが、スポーツ観戦をみなさまも是非してみて下さい。